JX、チリでカセロネス銅・モリブデン鉱床の電気銅生産開始へ

JXホールディングス<5020.T>は1月31日、子会社JX日鉱日石金属が出資するパンパシフィック・カッパー(東京都千代田区)がチリで開発を進める「カセロネス銅・モリブデン鉱床開発プロジェクト」で、2月から溶媒抽出-電解採取法(以下、SX-EW法」)による電気銅生産を開始すると発表した。
 
 パンパシフィック・カッパーによると、今回のプロジェクトは「SX-EW法」による電気銅および浮遊選鉱などの工程を経た精鉱の2種類の生産形態を採用。電気銅生産は1月にも開始する予定だったが、溶媒抽出工程の安全点検を慎重に進めていたことから2月にズレ込んだ。

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