チリ国「カセロネス銅・モリブデン鉱床開発プロジェクト」の開発投資額について
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- カテゴリ: モリブデン新聞
- 2013年2月06日に公開
- 作者: sarah
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JX日鉱日石金属株式会社(本社:東京都千代田区大手町二丁目、社長:岡田昌徳)および三井金属鉱業株式会社(本社:東京都品川区大崎一丁目、社長:仙田貞雄)の共同出資による銅事業会社パンパシフィック・カッパー株式会社(本社:東京都千代田区大手町二丁目、社長:足立吉正、以下「PPC」)ならびに三井物産株式会社(本社:東京都千代田区大手町一丁目、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)は、両社が共同で推進しているチリ国「カセロネス銅・モリブデン鉱床開発プロジェクト」(以下「本プロジェクト」)について、最近の銅価上昇に伴う対米ドルでのチリ・ペソ高、資機材・工事価格の上昇、詳細設計に基づく工事計画の一部変更等を勘案して投資額の見直しを行いました。この結果、本プロジェクトの開発投資額(生産設備等初期投資額)は、従来計画の約20億米ドルから約30億米ドルに増加する見通しとなりました。なお、銅価も上昇していることから本プロジェクトは依然として十分な収益性を有するものと考えております。
上記に伴う増加資金については、必要に応じプロジェクト会社であるミネラ・ルミナ・カッパー・チリ社(本社:チリ国サンチャゴ、出資比率はPPC75%、三井物産25%)に対し、各株主から追加拠出する予定です。
なお、本プロジェクトの建設は概ね順調に推移しており、現在までに詳細設計、キャンプ設置、アクセス道路敷設をほぼ完了するとともに、各施設の基礎工事等の建設工事が本格化しつつあるなど、予定どおり2013年中の商業生産開始を見込んでおります。
PPCおよび三井物産は、引き続き共同で本プロジェクトの円滑な推進を図ってまいります。