シャープ、4Kモスアイパネル搭載の「AQUOS」ブランド初となる4Kテレビ

シャープは5月21日、液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」シリーズの4K表示対応モデル「LC-70UD1」および「LC-60UD1」を発表した。発売はLC-70UD1が6月15日、LC-60UD1が8月10日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格はLC-70UD1が85万円前後、LC-60UD1が65万円前後。

フルHD(1,920×1,080ドット)の4倍の解像度(3,840×2,160ドット)での表示が可能な「4Kモスアイパネル」を搭載する液晶テレビ。シャープでは、2012年12月に「ICC PURIOS(アイシーシー ピュリオス)」というブランドで4Kテレビをリリースしているが、「アクオス」ブランドの4K表示対応モデルは今回が初めてとなる。

パネルに用いられている「4Kモスアイパネル」は、外光や照明の映り込みが抑えられることで引き締まった黒色の再現が可能となっている。

また、画像処理エンジンには新開発の「AQUOS 4K-Master Engine PRO」を採用。「AQUOS 4K-Master Engine PRO」はHD映像を高画質化するデュアルコア2K高画質化回路と高精細化回路で構成されており、地上デジタル放送やブルーレイディスク(BD)の映像を4K解像度にアップコンバートして、精細感の高い表示を可能にする。

サウンド面も充実しており、中高域再生用スピーカーとは別にサブウーハーが搭載されており、迫力ある2.1chサウンドを実現する。サブウーハーは、2つのユニットを向かい合わせに配置して不要な振動を打ち消し合う「DuoBass」構造を採用。パワフルな低音を奏でる。

なお、ICC PURIOSと同じく、70V型モデルは「THX 4Kディスプレイ規格」認証を取得(60V型に関しては、申請を予定)。400を超える厳格なテスト項目からなる認証をクリアし、映像制作者が意図した映像を再現する。

主な仕様は、搭載チューナーが地上デジタル×3基/BS/110度CSデジタル×2基で、バックライトがエッジ型LED、テレビコントラストが1,000万:1、視野角が上下・左右ともに176度。内蔵スピーカーの出力は10W×2+15W(2.1ch)となっている。

本体サイズはLC-70UD1がW1,578×D383×H950mmで、LC-60UD1が未定、重量はLC-70UD1が約55kgで、LC-60UD1が未定(いずれもスタンド込み)。(ソース:マイナビニュース)


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